「お金2.0」を読んで、未来が少し見えた気がした

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メタップス創業者の佐藤航陽さんの「お金2.0」という本を読みました。

「お金2.0」というタイトルからすると、仮想通貨などの話かなと思ったのですが、読んでみたら全然違っていました。

どちらかというとこれからの未来の話です。ただ、今の経済ルールがお金に縛られているので、新しい経済ルールを語る上で、そのお金がどう変わっていくかにそって語られている感じです。

経済システムの5つの要素

自分が関わるビジネス、つまり「生産活動」をうまく回す仕組みを「経済システム」と著者は読んでいます。その経済システムは自己発展的に拡大していくような仕組みでなくてはならないです。

誰か特定の人が必死に動き回っていないと崩壊するような仕組みでは長く続きません。

自分がまだまだ経済システムを作れていないことを改めて実感しました。

さらに、この経済システムが自動的に発展するには、①インセンティブ、②リアルタイム、③不確実性、④ヒエラルキー、⑤コミュニケーションの5つが揃っていることがあげられます。詳細は本書を読んでいただくとして、その例として、フェイスブックやインスタグラムなどが、非常に良くできた経済システムを構築していると著者は紹介しています。

目先の売上等に惑わされずに経済システムの5要素をしっかり揃えたサービスを作り出し、徹底的にユーザーが欲しているものを提供することが発展するサービスの姿のようです。

今まで価値がないと思われていたものがこれからはどんどん価値を持つようになり、お金のカタチも変わっていきます。それによって、資本主義が限界に達し、「価値主義」に移行していくと著者はいいます。売上高がほとんどなかったインスタグラムをFacebookが800億円で買収した例をその代表例として上げています。現在では、5億人のユーザーを抱え企業価値は6兆円とまで言われるようになりました。

彼らの持つ価値をマーク・ザッカーバーグにはしっかり見えていたのですね。

ものを作り出すわけではない、IT系にとって大事なのは人材のほかに、そのデータが上げられます。これまでは資産として計上されることがなかったこのデータが価値をもつ時代と言えそうです。

自分の向かっている方向があながち間違っていないと思える内容に少し安堵するとともに、これからのサービス設計のおおいなるヒントを得られる著書でした。迷った時は何度も読み直したいと思います。

ビジネスに関わる人だけでなく、これからどうなっていくのかに関心のあるすべての人に読んで欲しい一冊です。

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