「お客さんの笑顔が、僕のすべて!」を読みました【書評】

著者の松久信幸さんはたぶん世界でもっとも有名な日本人シェフだと思います。
本書「お客さんの笑顔が、僕のすべて!」は世界中にNOBUを展開する日本人オーナーシェフである松久信幸さんの初めての自伝的著書です。あのロバート・デ・ニーロが共同経営者だったりして、かなり雲の上の存在の方なのですが、その方がどのように世界にNOBUを展開するまでになったかが書かれています。
俺すごいだろ的な内容かと思いながら読んだのですが、全然そんなことはなくて、本当に苦労しっぱなしの連続です。普通結婚もしていて、何度か海外で失敗しているとさすがに諦めるのですが、著書の信念は桁違いでした。
本書でも何度となく語られるのは「情熱」のもつ力です。結局情熱がなければここまでくることはできないというのはすごく納得できます。さらに、相手の立場に立つことを追求する、つまりは究極のお客様目線を徹底することが大事だとも。
最後に辛い話もありますが、読んでいて自分もやろうという気持ちにしてくれる本でした。
NOBUに足を運んだことがあると更に料理の成り立ちがわかって面白く読めると思います。

 
 

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