自分はベースは大阪なんですが、実は長野にも拠点を持っています。
昨年、おためしナガノというのに申し込んだら、運良く採択いただきました。
それで長野県の飯山市に拠点をおき、大阪と長野の二拠点生活が続いています。
なぜ長野に?
自分含め、家族全員の趣味がスキーなので、スキー場があるところが条件でした。
それで日本で2番めにスキー場が多い長野でいろいろなスキー場を回ってみようと思いました。
せっかく長野に行くなら、子どもたちに雪深い生活を体験させたくて、街中でも2mは雪が積もると言われる飯山市にしました。
冬は本当によく雪がふりました。
スキーが趣味ですが、雪が降っているところに行くとスキーしかしないので、雪と遊ぶ体験をさせられたの良かったです。
自分が借りていたオフィスの目の前が広大な空き地だったので、子どもたちはずっとそこで雪遊びをしており、寒くなったら入ってくるというの繰り返して、1日外で雪遊びをしていました。
おためしナガノとは?
おためしナガノでは、長野県が最大約6か月「おためし」の機会を提供してくれます。長野への移住をお試しできて、交通費などの補助があります。
おためしナガノに参加した際に、飯山市では住宅も用意していただけました。
家賃はかかりますが、非常に格安で提供頂いています。
結構年季の入った団地ですが、なんか自分の子供の頃を思い出して懐かしい気持ちになります。
二拠点生活のデメリット
デメリットはやはり遠いということでしょうか?
大阪と長野なので、どんなにがんばっても高速で5時間半ほどかかります。
自分以外のおためしナガノ採択者は全員東京でした。東京からだと新幹線ですぐですからね。
もうちょっと近くが良いかな。大阪だと滋賀あたりがおすすめだと思います。
うちの場合は、二拠点生活といっても、ほぼベースは大阪で週末に長野に行くという感じなので住民票とか、こどもの学校などはすべて大阪です。
もう少し近ければほぼ毎週行けるのになぁというくらいです。
家具などはどうすれば?
うちはもともとキャンプによく行っていたので、長野に行く際はキャンプに行くような感じでいくので、持ち物で困ることはほとんどありません。
布団は寝袋ですし、カセットコンロがあれば料理もできますし、冷蔵庫もクーラーボックスで十分まかなえます。
もっとちゃんと生活拠点としたい場合は、家具のレンタルサービスなどがあるので、そちらを利用するのが良いと思います。
東京との二拠点生活をされている方が使っていたのが、「かして!どっとこむ」というサービスでした。
二拠点生活して良かった点
長野では、この時期は蛙の声がずっと聞こえていて、窓を少しだけあけるだけで夜は快適に寝ることができます。
家賃が安いこともあって、ついつい来る間隔が合いてしまいますが、子どもたちには少しでお自然の中で過ごしてほしくて、大阪とは違った長野の時間の流れを感じられると良いかと思っています。
おためしナガノという企画で一番大きなことは人と人とのつながりです。
こっちの人との繋がりであったり、同様な考えでおためし移住をしている人とのつながりなど、たくさんのつながりができました。
こういう繋がりは独自で移住しただけではなかなかつくることができないです。
その点自分はこういう機会で長野に来ることができてラッキーでした。
いつもの場所でいつものように仕事をすることも大事ですが、新たな発想を得たいときにはこうやって長野に来ることで解決しています。
一つの拠点だけだと凝り固まってしまう考え方も場所を買えることで全然ちがった発想ができるんだから、人間ってほんと不思議です。
旅行とは違った視点
旅行でどこかに行くと、どうしても予定を詰めてあれもこれもとなりますが、二拠点生活の場合、また来れば良いと思って、旅行では訪れない何気ないスポットを訪れることができます。
地元の人が使う公園やちょっとした散歩道などをのんびり訪れることができるのも二拠点生活のメリットといえます。
二拠点生活のまとめ
二拠点生活なんて今まで夢の話と思っていたのですが、実際自分がやってみて思ったのは、思ったより安く簡単にできるということでした。
おためしナガノのようなきっかけがあるとより二拠点生活を始めやすいとは思いますが、もしそういう企画ない場合は、二拠点生活先のコワーキングオフィスやシェアオフィスに契約するのがおすすめです。
そういった施設では、移住者や二拠点生活者が入居されていることが多いので、そこでそういった方々とのつながりが持つことで、生の情報を得ることができるはずです。
気軽に二拠点生活を始めてみるのが良いと思いますよ。