「HARD THINGS」親友の会社から人を引き抜けますか?

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最近めっきり本を読んでいないことに気づき、焦って本を読みあさっています。いいアウトプットが出ない時は決まってインプット不足であることが多いです。

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前から気になんっていた『ハード・シングス』をやっと読みました。教科書並みに分厚いですが、読みだすと止まらなくなりあっという間に読めてしまいます。著者の実体験に基づく起業にかんする本なので、抽象的な話がなどれも実践的です。

著者のベン・ホロウィッツ氏は初期のネットスケープに入り、そこでベンチャーだった会社が上場するまでを経験し、さらに自身でもオプスウェア(元ラウドクラウド)という会社を起こし、上場からバイアウトまでをCEOとして経験しています。それら経験を元に、現在は、ベンチャーキャピタリストとして多くの有名ベンチャーに関わっています。確かにこれほどの経験をもったベンチャーキャピタリストだったら、資金面以外のアドバイスが的確だと思うので投資案件はひっきりなしにくるでしょう。

本書では、オプスウェアでの難問ばかりの経験からえた著者の知見が余すところなく紹介されています。もうダメだと何度思っても、越えていかないといけないのが経営者であり、逃げることができないのも経営者だったりします。ドットコムショックなど外部要因もあるけれど、そんな言い訳は誰も聞いてくれないし、聞いたとしても何もしてくれない。そういう世界に自分もいることを改めて感じました。

タイトルの親友の会社から人を引き抜けますか?というのも起こりうる難問ですね。本人が勝手に来たと言っても、相手は絶対にそうは思ってはくれないですね。彼の例えが非常によかったです。別れた奥さんが親友と付き合うと言っていい気がするだろうかと彼は言っています。確かにそうですね。経営者としては、優秀な人材は確保したいですが、親友との関係は壊したくない、こんな答えのない難問ばかりが降り掛かってくるのが起業家という職業の宿命なんでしょうね。

本書では他にも多くの難問や困難が紹介されており、そういった難問や困難に著者がどうやって乗り越えてきたかが詳細に綴られています。歴史は繰り返すというように起業家の道もまた繰り返すと思って、自分にも起こりうることばかりだと思い本書を読み終えました。手元に置いておきたい本ですね、

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