無駄のない起業プロセス「リーン・スタートアップ」


前から読もうと思ってなかなか読めていなかった「リーン・スタートアップ」をやっと読み終わりました。

なんとなく概要を知った気でいたのですが、読んでみるとやはり違っていました。



【MVP】実用最小限の製品(minimum viable product)

とにかく【MVP】実用最小限の製品(minimum viable product)をリリースして、顧客となりうる層からのフィードバックを元に、改良を加えながら製品をブラッシュアップしていく。この考えのもとになっているのがトヨタで行われている生産方式だったのには驚きました。

確かに、完璧な計画のもとにつくった製品がヒットするのであれば、どの会社もヒット商品を手がけているはずですが、何年もかけてリリースした製品がまったくヒットしないことのほうが多かったりします。大企業の場合、そんな開発方法で良いかもしれませんが、ベンチャーの場合、資金的にも人員的にも余裕がないので、確実にユーザーに受ける商品を出す必要があります。

方向性が大きくずれてしまっている場合は、はやめに方向転換すれば痛手は最小限に済むので、そういった判断を下すためにも早めに製品を市場でテストするというのは有効だと思います。本書の中でもそこにもしっかり触れられており、バスケットでもお馴染みの「PIVOT(ピボット)」の重要性が紹介されています。自分のアイデアや戦略から方向転換するのか、そのまま行くのかの判断を迫られるとあります。

実際、起業で最初のアイデアからまったく変わらずに成功までたどり着けることのほうが珍しいように個人的には思います。ピボットしなければいけない局面にしっかりその判断が下せるか自分には自信がありませんが、今までやってきたことを捨てるという勇気は時に必要かとは思っています。

事例も豊富で、こういう局面で自分だったらどうするだろうと考えながら読むとさらに理解が深まるのではないでしょうか?計画ばかりでなかなか一歩を進み出せない人にはぜひ読んで欲しい1冊です。

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